スポンサーリンク

初めて介護のお仕事をする方へ [フロアー業務編]

フロアー業務編

今回も※新人職員さんや介護の仕事に初めて就いた方、これから実習に行かれる学生さん等に向けての実践的なテクニック等をご紹介します。

※本文中では「新人職員さん」で統一させていただきます。

指導的立場の方も指導の際の参考にしていただけたら幸いです。

基本的な介護技術や知識等については教科書や施設にあるマニュアル等でご自分で勉強してください。

ここでは現場ですぐに使えるテクニック等をご紹介します。

介護に関する考え方や価値観は様々だと思います。

私の個人的な観点も含まれますので、賛否両論はあるかと思いますがよろしければご参考になさっていただけると幸いです。

 

今回は「フロアー業務をスムーズにこなすテクニック」をご紹介します。

人材不足等でどう頑張っても時間内に業務が終われない施設もあるかと思います。

職員の方々は日々一生懸命やられていると思います。

どうぞ無理しないでください。

私のご紹介する事が少しでも皆さんのお役に立てれば幸いです。

決められた業務時間内で全てが完結出来ている施設は素晴らしいと思います。

しかし、多くの施設ではなかなか時間内に業務が終わらないんじゃないでしょうか。

どんなに素晴らしい教科書にも載っていない、私の24年間で培った英知の結晶です!

(ちょっと大げさに言ってしまいました。すいません。)

では、どうぞ!

フロアー業務は一番の難関!

新人職員さんにとって「フロアー業務」は一番の難関ではないでしょうか?

入浴介助や食事介助は複数の職員で行っている施設が多いと思います。

(単独でがんばっていらっしゃる施設の職員さんには申し訳ありません)

何かあっても先輩職員さんが側に居てくれるので心強いと思いますが、

フロアー業務」はほぼ「単独でやらなければならない」と思います。

曜日によって入浴や行事、レクリエーション等で進行具合もまちまちですし、ご利用者さんの様子も、

一日として同じ日はない」(これ大事です)

ですからね。

「段取り8分(ぶ)、仕事2分(ぶ)」

この言葉は、仕事の事前準備の大切さを表す格言です。

事前にきちんとした段取りさえしておけば、仕事の8割方は完了したということです。

フロアー業務をスムーズに行うための段取りとは何でしょうか?

各施設で行う業務は色々と違いがあると思いますが、必ず「事前にできる事」があると思います。

働き方改革で遅くまでの残業や早く来て仕事の準備をする事があまりよろしくない世の中になっているようですが、

私が介護職員として勤務していた時の毎日の目標は、

その日、その時、その一瞬、ご利用者さんに楽しく過ごしていただく

ことでした。

そのためには、事前の準備は欠かせません。(私はビビりなので事前の準備なしでは怖くて業務に入れませんでした)

各施設の方針で早く出勤したりすることが難しいかもしれません。

でも、必ずやれることがあるはずです。

それはご自分で探してみてください。

時間を味方につける

良くも悪くもこの「時間」というのは介護職員にとって影響してきます。

「もうこんな時間!」

「全然終わらないよ!」

介護の現場ではよく聞かれるセリフですね。

私もよく言ってました。

しかし「時間」というのは全人類に平等に与えられているはずなのに、どうして業務になるとこうも足りないのでしょうね。

なかなか難しい問題だと思いますので、ここでの追及はやめておきます。

さて、新人職員さんは「時間に追われる生き物」です。

なぜか?

事前の準備が出来ていない」からです。

時間に追われないようにしましょう

〇〇時までに〇〇を終わらせないと〇〇に間に合わない!

はい。現場では毎日のように繰り替えされていますね。

これは「時間に追われています

それを解決するためには、

「〇〇時までに〇〇を終わらせるためには今の自分のなら〇〇分位かかる」

「昨日の夜勤者さんからの申し送りでフロアーの〇〇さんが調子が悪い」

「今日は〇曜日だから午前午後機械浴がある、午後は一般浴(自立度の高い方の入浴形態)がある」

等の「事前の段取り」をしっかりすることです。

介護の現場ではイレギュラーな出来事が日常茶飯事に起こります。

あらかじめ分かっている情報、

例えば、その日のスケジュール昨夜までのご利用者さんの様子自分の力量事前に準備できること

等をフルに活用して業務に入る前にある程度のシミュレーションをしておくことで、

時間に追われる」ことが少なくなるかなと思います。

まとめ

最初の方に「一日として同じ日はない」お伝えしました。

みなさんもそうですよね。昨日と今日では絶対にどこか違いますよね。

最低でも日にちは違っていますよね。

介護の現場でも同じです。

ご利用者さんの様子は毎日違います。

「いやいや、特に変わらない方もいますよ」

はい。ぱっと見はそうかもしれませんが、我々には気づかない「」の状態は昨日とは違うかもしれません。

私がなぜ「一日として同じ日はない」と申し上げたか。

それは、

そう思う事でストレスを軽減できる

からです。

新人職員さんもフロアー業務が順調に進む日もあります。

それはそれで良い事です。

ところが、それを自分のスタンダード(基準)にしてしまい、上手くいかなかった日が続くと、

「この前は上手くいったのにどうして今日はダメなんだ?」

と比べてしまい過度に落ち込んでしまう事があります。

後々それがストレスとなってきます。

そうならないために、

一日として同じ日はないんだから、今日は今日だな

と割り切ることで気持ちが少しは軽くなるのではないかなと思います。

もちろん上手くいった日と何が違ったのかはきちんと振り返ってくださいね。

フロアー業務を上手くこなせるようになるのには時間がかかります。

ベテラン職員でも上手くいかない時もあります。

新人職員さんが出来ないのは当たり前です。

でも、必ずできるようになります。

今回はここまでです。

ここまで読んで頂いてありがとうございました。

次回もお楽しみに!

介護
スポンサーリンク
も~り~をフォローする
わくわく介護情報局

コメント

タイトルとURLをコピーしました