介護実習はあっという間だぞ!編
今回はこれから介護実習へ行かれる方に向けての応援を込めたメッセージです。
指導的立場の方も指導の際の参考にしていただけたら幸いです。
基本的な介護技術や知識等については教科書等でご自分で勉強してください。
介護に関する考え方や価値観は様々だと思います。
私の個人的な観点も含まれますので、賛否両論はあるかと思いますがよろしければご参考になさっていただけると幸いです。
「うわ~実習長いな~」
介護実習の期間は各学校で違いはあると思いますが、大体2~3週間位ではないでしょうか?
実習前は「うわ~実習長いな~」と思っている方がいるかと思います。
(私も実習生の時はそう思っていました)
しかし、最初に言わせてもらいます。
「実習はあっという間だぞ!」
最初の内は不安と緊張の連続ですが、実習が終盤に近付くにつれて楽しさが少しずつですが味わう事が出来るようになります。
「〇〇をしておけば良かった」とか、「〇〇を聞いておけば良かった」と名残惜しく思えてくるでしょう。
そのためには
「1日も無駄にするな!」
です。
実習生は「失敗して当たり前」です。
もっと言えば、「介護実習とは失敗を経験しに行く」位に思っても良いかと思います。
誰しも失敗はしたくはないのですが、失敗した事は後々必ず自分のプラスになります。
ですから、実習では
「聞きたい事はどんどん聞く」、「やれせてもらえる範囲のことはどんどんやらせてもらう」
これをやるかやらないかで同じ実習期間でも得るもののクオリティが違ってきます。
現場はギャップだらけ
「あれ?学校で習ったことが全然通用しないなぁ」
はい。私もそうでした。
そうなんです。
介護実習とはある意味「学校で習ったことと、現場のギャップを経験する場」でもあるのです。
学校で習う「基本的な介護技術や知識、情報」はとても大切です。
しかし、現場では日々刻々とご利用者さんの様子は変化していきます。
前回は上手くいったケアが、今回は上手くいかないことはよくあります。
そこで前回とは違ったアプローチを考え実践し、上手くいけば良し、そうでなければまた違うアプローチを試みる。
それが現場です。
そのためには「基本」が大切になってきます。
それに関してはまた別の記事でご紹介します。
まとめ
初めての介護実習では不安と緊張でヘトヘトになると思います。
複数回実習へ行く事のある学校であれば、その内「実習慣れ」してきます。そうなったら、
実習前にある程度「今回の実習では何をしたいのか?」、
「前回の実習では余裕がなかったから今回は落ち着いてやろう」等、
少しずつ自分のペースを作り上げていきましょう。
実習が1度しかない場合は、緊張しながらでもいいです、
出来る限る「キョロキョロして」、「小さな疑問も指導職員さんへ聞いてみましょう」
将来介護の世界へ行かれる予定があるのなら、現場実習はとても役に立ちます。
私も20年以上前の実習の事は今でも覚えていますし、就職してからも何か壁にぶつかり自信をなくした時に実習の記録を読み返すことで、
「あぁ、この頃に比べたら大分出来るようになったなぁ」
と、自信を取り戻し仕事を続けられました。
今はピンとこないかもしれませんが、現場実習は本当にためになります。
緊張でいっぱいいっぱいかもしれませんが、楽しんでください!
「楽しめね~よ~!」
という声が聞こえてきましたね。
今回はここまでです。
ここまで読んで頂いてありがとうございました。
次回もお楽しみに!
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