メモメモしようぜ!
今回も※新人職員さんや介護の仕事に初めて就いた方、これから実習に行かれる学生さん等に向けての実践的なテクニック等をご紹介します。
※本文中では「新人職員さん」で統一させていただきます。
指導的立場の方も指導の際の参考にしていただけたら幸いです。
基本的な介護技術や知識等については教科書や施設にあるマニュアル等でご自分で勉強してください。
ここでは現場ですぐに使えるテクニック等をご紹介します。
介護に関する考え方や価値観は様々だと思います。
私の個人的な観点も含まれますので、賛否両論はあるかと思いますがよろしければご参考になさっていただけると幸いです。
業務を覚えられない!
これは、新人職員さんにとって永遠のテーマではないでしょうか?
結論から言います。
「業務なんてこれから何十回、何百回とやるんだからいつかは覚える!」
です。
「そんなこと言われたって、守屋さんは長い事仕事してたからそう言えるんじゃないですか!」
はい。その通りです。
確かにそう簡単には覚えられないかもしれません。
でも「いつかは覚えられます。」
誰も覚えられない業務なんて存在しませんし、誰も覚えられない業務は機能しません。
「そうは言っても早く業務を覚えたいんです!」
ですよね。
では、業務を少しでも早く覚えるテクニックをご紹介します。
とにかくメモれ!
これは私が介護の仕事をし始めた時からずっと行ってきたことです。
いわゆる「メモ魔」です。
先輩からのアドバイスや、業務のわからないところ、ご利用者さんのわからないところ、失敗したこと、食堂の座席等々。
とんかくメモりました。
「そんな余裕ないですよ。」
はい。私もそうでした。
後で読み返そうとメモを見ても何を書いているのか分からない字でした。
(そもそも私は字が下手で小学校からずっと変わっていません。お恥ずかしい。)
これには訓練は必要かなと思います。
人の話を聞きながらメモる、業務をしながらメモる、
何かしながらメモをとるのはなかなか難しい作業だと思います。
(作業とケアは分けて考えてくださいね。これに関しては別の記事でご紹介します。)
次にメモを取る際のちょっとしたテクニックをご紹介します。
専門用語を覚えよう!
「うわ~!でた~!またまた難しいこと言ってる~!」
まぁ、まぁそう言わずに聞いてくださいな。
介護の現場でも「専門用語」はたくさんあります。
もちろん、ご利用者さんやご家族への説明や書類等の際は専門用語は多用せず分かりやすい言葉をつかいますが、
自分のメモであればどんどん使っていきましょう。
「専門用語は覚えるの大変だし」
と、思っている方へ、
実は専門用語や略語はメモる時には大変便利なツールなんです。
(医療現場での専門用語も覚えておくと便利です)
例えば、(私の個人的な略し方もあるのであしからず)
移乗介助→トランス、尿→Hr、便→KOT、食事介助→食介、
ポータブルトイレ→Pトイレ(メモならPTでもいいと思いますが、理学療法士もPTと表記するのでお間違え無く)
ショートステイ→SS、糖尿病→DM(ディーエム、diabetes mellitus)、
とりあえずこんなところでしょうか。
専門用語や略語を覚えるとメモる時に文字数が少ないのと、英語やカタカナ表記なので字が下手くそな私にとっては、
とても役に立ちました。
(汚くてもなんとか解読できました。)
専門用語や略語の一番の魅力は?
専門用語や略語の一番の魅力は使ってて、
「かっこいい!」
です。
例えば、
「今日ショート(ショートステイ)で入所される方、糖尿病の方だそうです。」
「あぁ。DMの方ね。」
って。
カッコ良くないですか!
私が専門用語や略語を覚えたきっかけは単純に「かっこいい」からです。
(とても不純な動機ですいません)
でも、いいんです。きっかけなんてこんなもんです。
新人職員のみなさん「介護の現場に近道はありません」が、私のブログを読めば「ちょっとだけ近道」できるかもしれません。
今回はここまでです。
ここまで読んで頂いてありがとうございました。
次回もお楽しみに!
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