ご利用者に対する言葉遣い
「ご利用者=お客様」
という意識は介護職員として必ず持っていなければいけない事です。
そのうえで、ご利用者とのコミュニケーションの際は「敬語を使用する」というのが大前提だと考えています。
「なぜ敬語をつかわないといけないのですか?」
この問いかけは私が介護職員になって3~4年目にある実習生に「ご利用者には敬語で接しなさい」と指導した際に実習生から言われた言葉です。
さらに、
「あの職員さんは敬語ではなくフランクな言葉遣いですよね?」
「なぜ私は敬語じゃないといけないのですか?」
そう言われ当時の私は答えに困りました。(まだピチピチの20代でしたから)
当時の私は仕事にも慣れ係のリーダー位は任されていたと思います。
利用者とも気軽に話せるようになっており、敬語ではなくフランクな言葉遣いでコミュニケーションをとっていました。
だってその方が
「仕事できる(利用者と仲のいい)職員に見られるじゃん」って
思ってました。
いわゆる「調子に乗ってる時期」でしたね。
気づき
でもこの実習生からの問いかけに答えれなかった自分に
「あれ?俺何やってんだろう?」
「フランクな言葉遣いの何がいけないんだろう?」
「利用者は目上の方だから?人生の先輩だから?」
と、漠然とした理由しか思い当たりませんでした。(なんと情けない)
この事件(当時の私にはかなりのインパクトでした)を機に
「敬語を使う理由探しの旅」に出かけました。
読んで頂いてありがとうございました。
今回はここまでです。次回は「敬語を使う理由探しの旅」です。
お楽しみに!
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